ある程度の年齢になり、きちんと健康診断を受けている人であれば、超音波検査を受けたことがない人のほうが少ないでしょう。そして、この検査は胃カメラなどの検査に比べたら苦手意識を持っている人もあまりいないのではないでしょうか。女性であれば、妊娠をしたら、お腹の中のベビーの状態を見る時に超音波を使います。幸せなママ達は妊娠後の定期健診で、毎回毎回、赤ちゃんの写真をもらうのを楽しみにしていたはずです。
この超音波検査の魅力は痛みや苦しみを伴わないので、これを受ける側にとって苦痛が極めて少ないということです。このように簡単な検査ですが、体の中にできた様々な腫瘍を見つけ出すことができます。しかし、この超音波検査で唯一あまり気持ちがよくないと感じる時もあります。それは超音波の前に、検査をする部分にジェルを塗ります。
このジェルがヒヤッと冷たいことがあります。それが嫌だと感じる人が多いようですが、ジェルを人肌ぐらいに温めてくれている場合もあり、その時によって快不快の感じ方がちがうかもしれません。しかし、超音波を使った検査の場合は、エックス線検査とは違い、放射線を浴びるということもないという面では安心できるでしょう。それで、多くの良性腫瘍、悪性腫瘍の検査に超音波検査を使いますが、さらに、エックス線検査も行い、両方の診断結果で判断することが多いようです。
また、生活診断病が気になっている方、あるいは今現在、何らかの生活習慣病で治療している人は、わりと頻繁に超音波検査を受けることになるでしょう。自分の体の中の臓器の状態を痛みを伴わないで見ることができるのはとてもおもしろいです。
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