超音波検査は人には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を対象物に当てて、その跳ね返ってきた反響を映像化することができます。臓器の大きさを形状を見ることで異常がないか判断します。超音波検査は痛みがなく、被曝の心配がないので身体に害はありません。日を変えれば何回検査をしても問題なく、具合が悪く心配な時は翌日でも受けられます。
手軽に検査を行うことができるため、近年医療分野で広く利用されています。超音波検査は体の部位ごとに検査することができ、病気の早期発見につながります。検査の種類は腹部・心臓・乳房・甲状腺・血管・頚部・総膣などです。特に腹部は様々な病気を発見できます。
みぞおちやわき腹に超音波をあてて検査を行い、主に肝臓・胆のう・腎臓・脾臓・すい臓などの臓器を調べます。発見できる病気は、悪性腫瘍(ガン)・胆石・腎結石・ポリープ・すい管拡張などです。腹部の検査は空腹時でないと検査を行えません。病院に行く際は検査を受ける可能性がありますので、食事をしないで行くと二度手間にならずよいです。
心臓は心筋梗塞や心臓肥大、心不全や弁の状態を確認します。乳房・総膣や甲状腺は悪性腫瘍(ガン)、血管は血管腫・血管筋脂肪腫、頸部は動脈硬化の診断ができます。また、妊婦さんはお腹の中の赤ちゃんを映像で見ることができ、心臓の拍動や大きさなどが分かり成長を確認できます。超音波検査は体内の胎児にも安全に使えて、とてもいい検査方法です。
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